犬の群生という習性

その昔は犬には広い空間が必要だと考えられていました。つまり、「走り回れる場所がたくさんある牧場」が犬の理想の住みかとされていたのです。ですが今は違います。犬に必要なのは空間よりもむしろ時間です。

飼い主と過ごす時間と広い庭のどちらかを犬に選ばせたなら、恐らく世界中の犬は1頭残らず飼い主と一緒に遊ぶほうを選ぶでしょう。それだけ犬の群生は強く、犬らしい習性だということです。ですから犬には色んな仕事を与えて褒めることを、たくさん日常的に行なってほしいです。

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犬が指示を聞かない場合

犬が指示を聞かない場合、行動主義者やイルカのトレーナーであれば簡単な個別反応訓練によって行動を強化すればよいということを知っています。しかし従来の訓練方法に親しんできた人は、自分が動物行勤学上のミステリーに直面しているか、あるいは犬に心理戦をしかけられているような気になってしまいます。犬が指示に従わない場合、従来のトレーナーはいつも次のことを見落としています。

号令の意味:犬は本当に指示の意味を理解しているか。指示の般化かうまくいっていないために、指示が理解できていないのではないか。

号令の理由:動機付けは充分か。犬が指示に反応した時に、充分なご褒美を与えてきたか。

他の誘惑の存在:その号令が他の誘惑に勝てるほどしっかり定着しているか。

この条件が全て満たされなければ、訓練が完了したことにはなりません。犬の側に隠れた意図や反抗心や悪意があるわけではないのです。また犬が石頭だというのでもないのです。単に訓練が不充分なのだけなんです。

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物を返さない犬

大喜びでオモチャの後を追いかける犬でも、オモチャを拾わなかったり、あるいは拾っても自分で取り込んでしまって、飼い主に返そうとしないことがよくあります。

犬が回収したものを確実にこちらの手元まで持ってこさせるのはなかなか難しいことですが、この場合もやるべきことは同じです。「持ってくる」という行為にも、次のようにいくつかのレベルがあります。

犬がオモチャの後を追いかけるだけで、全然拾おうとしない、拾うことは拾うが、その後で別のところに持っていってしまう、拾って振り返るが、そこで落としてしまう、拾って振り返り、二三歩こちらに戻ってくる。

いずれの場合も、「悪魔は細部に宿る」という諺にあるように、けして詰めを誤らないことが肝心です。

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犬に「持って来い」を教えるしつけ

いわゆる正式な訓練では力ずくで犬にモッテコイを教えることが多いです。生まれつきモッテコイが好きな犬にさえ力が行使されることもあります。しかし、物を回収することに興味のない犬でも、ご褒美訓練で犬をしつけることは充分可能なのです。
それどころか、あるレベルに達すると、多くの犬がまるでスイッチが入ったかのようにモッテコイ遊びの楽しさに目覚め、夢中になることがあります。

充分な時間をかけ、正しい方法で接しさえすれば、どの犬も例外なくこうした反応を示すのです。できないのは犬のしつけを根気良くやらないで、ちょっとやってみて「この方法はダメだ」、と直ぐあきらめているだけなんです。

 
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犬の訓練で物を持ってこさせる

犬の中には、物を回収することが好きなタイプと、そうではないタイプがいると言われています。しかしこれは真実ではありません。投げた物を喜んで回収してくる犬の場合はたまたまその性質が表面に現れているだけであって、実はどの犬にもそうした欲求はあります。その欲求があまり強くない犬や、欲求が本能の奥深くに潜在している犬には、何らかのきっかけを与えて目覚まさせて訓練してやることが必要です。イヌが投げたものをもってきたがらないのは、次の原因が絡み合っているためだと考えられます。
・犬の性格がおっとりしている。
・何かを追いかけたり口にくわえたりした時に罰を受けた経験や叱られた経験がある。
・過去に徹底した強制訓練を受けたために、感情を表に出さない習慣が身についている。
・これまでに充分な刺激を受けてこなかったために、面白そうなことがあっても楽しむことができず、その行為に集中することができない。
・犬の訓練環境の何かがストレスになっていたり、集中力を奪う原因になっている。

 
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犬が食べ物を守る習性

犬に限らず多くの動物がわざわざ食べ物を守るといった行動をとるのには、理由があります。それはこうした動物が、攻撃の動作を高度に儀式化してきたということです。

犬は致命傷や重傷を与えることなく相手を攻撃するすべを知っています。これは、犬が争いの解決手段である威嚇のレベルをとても細かく段階分けしており、人間の目には本気の大ゲンカに見えても、お互いに最小限のダメージしか与えないように気をつけているのです。

多くの犬が、食べ物だけでなく、オモチヤや骨、寝場所、ティッシユ、あるいは洗濯カゴから盗んできた靴下までも独占したがるのには、恐らくこのことが関係しています。

物を独占したがる犬の習性が自然の淘汰を受けずに今日まで残っているのは、こうしたささいな品を巡る争いが決して致命的なケンカにまで発展しなかったためだと考えられます。

 
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犬のしつけと遊び

犬のエネルギーを発散させる遊び、そして犬のしつけにもなる方法としておすすめなのは、探す、忍び寄る、追いかける、飛びかかる、つかまえるという一連の動きを盛り込んだゲームを考えてやることです。

これができるのは犬の要求をよくわきまえた賢い飼い主であることの証でもありますが、それだけではなく、こうした刺激を日常的に与えてやると、問題行動を水際で防ぐことにもなりますし、犬は自分をとりこにできる飼い主の言う事を注視するようになり犬のしつけにとっても有効です。

 
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